約8年ほど前から発酵に興味を持ち、2015年には発酵マイスターを取得しました。

それからは塩麹講座や味噌作り教室などを実施しながら、発酵食の素晴らしさだけではなく、
使い方や便利さなどを伝えてきました。

そんな私がこの「甘豆糀」を作ろうと思ったのは出産後、息子の離乳食が始まる頃でした。

最初に見直したのは調味料です。

醤油や味噌、みりんに酒と基本調味料は発酵と関わるものが多い中、
砂糖の代わりとしては甘酒を使うようになりました。

ある発酵教室で甘酒を仕込むように麹と豆乳を発酵させる事で、豆乳のタンパク質などが分解され、

一般的な甘酒と比べてみるとアミノ酸の数値が上がることを知り、
自宅でも作るようになりました。


発酵のおかげで豆乳独特の青臭さもなく、お水や牛乳で割って飲んでも、
そのままかけたり調味料としても使える栄養満点な万能調味料になると思い、
「甘豆糀」と名付けて開発がスタートしました。

藤田志穂